「ピッピッピッ、ピッピッ!」
BOTさんが、おにわで、
せんたくものを、ほしていると、
いつも、とりさんが、やってきます。
「おはよう、とりさん。」
BOTさんは、とりさんに、
あいさつを、します。
とりさんは、ものほしざおや、
さくや、きのうえに、とまって、
げんきに、ないています。
「ピッピッピッ、ピッピッ!」
あるひの、あさ、BOTさんが、おきると、
おにわが、まっしろに、なっています。
「おお、ゆきが、ふってるよ。」
「きょうは、おせんたくが、できないね。」
「でも、ゆきだるまや、かまくらが、
つくれるよ。」
おにわにでた、BOTさんは、
ものほしざおの、かげに、
とりさんを、みつけました。
「あれ、とりさん。きてたんだね。」
とりさんは、ゆきの、なかで、
とても、さむそうです。
「とりさんは、ゆきで、
こまっているんだね。」
BOTさんは、とりさんの、ことを、
とても、しんぱいしています。
「どうしたら、とりさんは、
げんきに、なるのかな?」
「そうだ!、おいしいものを、たべれば、
きっと、げんきが、でるね。」
「とりさんは、なにが、すきなのかな?」
BOTさんは、おうちに、はいって、
とりさんの、ごはんを、さがします。
「そうだ。きっと、とりさんは、
くだものが、すきだよ。」
「みかんを、あげてみよう。」
BOTさんは、ほうちょうで、
みかんを、はんぶんに、きります。
「これで、とりさんも、げんきに、なるね。」
「ほら、とりさん。みかんだよ。」
BOTさんは、とりさんに、
みかんを、あげます。
ところが、とりさんは、びっくりして、
どこかに、いってしまいました。
「おいしい、みかん、なんだけどね。」
しかたがないので、BOTさんは、
おにわに、みかんを、おいて、
おうちのなかに、はいることに、しました。
「おにわにいると、また、とりさんが、
びっくりしちゃうからね。」
だんだん、おそとが、くらくなってきましたが、
とりさんは、もどってきません。・・・
「もう、よるだから、とりさんは、こないね。」
つぎのあさ、BOTさんが、
おにわに、でると、みかんが、
すっかり、なくなっています。
「あっ!。とりさん、きたんだね。」
「ピッピッ、ピピピッ!」
とおくで、とりさんの、げんきな、こえがします。
「とりさん、げんきになって、よかったね。」
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